秋ジャガ植え付け2014/09/03 20:51

雨模様の天気が続き休養が取れた半面、農作業がたまっている。
昨日から秋ジャガイモの植え付けの準備を始めた。
秋ジャガイモの畝
まずは除草から。
雑草の根土
開墾鍬で雑草を掘り起こし根土をほぐしながら畝立て。刈り取った草は脇の雑草の上に。こうしておけば自然に雑草は枯れてしまうので労力は半分で済む。
畝立て後に草木灰を散布してから、自家採種のアンデスレッドとニシユタカを植え付ける。
秋ジャガイモの畝
山型の畝の両側斜面それぞれに株間30cmに種芋を植え付けるロシア式。
畝が長すぎたので、奥に来春に明け渡し予定の畑に自生していたラッキョウを植え付けた。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ、時々曇り 気温:20.6℃-27.0℃

9月2日
パクチーの採種
パクチーの採種
香料としてのコリアンダーを手に入れるために干しておいたパクチーから種(コリアンダー)を取り出そうとするが、ゴミばかりで手が掛かる。
カメムシのような臭い薄れコリアンダーの芳香がする。
パクチー播種
八百屋さんからパクチー栽培の依頼があったので、種を分別しきれなかった残渣を撒いてみた。薄く覆土する必要があるかもしれない。

9月3日
田んぼの様子
田んぼの様子
1日に40㎜以上の降雨があり、取水口の堰が崩れ水位が下がってしまっていた。石を積み直し水路の水位を上げたが、田んぼの水位はすぐには上がらない。

ラッキョウの植え付け
ラッキョウの植え付け

先月28日に2回めの播種をした五寸ニンジン
五寸ニンジン発芽
ちらほら発芽を始めた。

アズキに棚
アズキに棚
アズキはつる性ではないが、茎が自立できないため実の鞘が地面に接触して傷む。棚を作りネットを張り、それに這わせることにした。

適度な降雨2014/09/06 21:32

先月下旬から気温が下がり始め、適度な降雨に恵まれるようになった。
日本各地で集中豪雨に見舞われ大きな被害が出ているが、関東地方南部はいつもの夏と変わらず、雨が少ない晴天の蒸し暑い日が続いた。
7月31日に播種したニンジンはほとんど発芽しなかったのは乾燥と高温が原因だったかもしれない。8月28日に2回めの播種をしたニンジンの発芽は揃っている。同日にはブロッコリー、カリフラワー、キャベツにハクサイも播種したが順調に発芽・生育している。
今日は蒸し暑さがもどったものの落ち着かない天候で、午後には晴天に急に暗雲が垂れこめ始め、まもなく雨が降り始めた。これで9月に入って播種した野菜の発芽が揃いそうだ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳 2200m
土曜日にこれだけの距離を泳いだのは久しぶりだ。内容も濃い。100mを10本、個人メドレー100mを4本、200mを3本。

天候:晴れ、午後から雨  気温:30.8℃-24.2℃

9月4日
玉ネギの苗床作り
玉ネギの苗床
サラダ用の早生種、赤タマネギに保存用玉ネギ2種の育苗を予定。ニンジンを2年連続で栽培した場所に草木灰を散布。

長ネギに土寄せ
長ネギに土寄せ
先月中旬に雑草だらけだった畝間に米ぬかを5kgほど散布し下旬に刈芝草でマルチ。草木灰を散布してから、それと土が混ざるように長ネギの株元に寄せた。

播種:青首ダイコン(新打総太り大根)
播種:青首ダイコン
2条ちどり、条間30cm、株間30cmで5粒ずつ点蒔き。

9月6日
栽培開始が遅れたオクラ
オクラ
4月下旬に露地に播種したオクラはほとんど発芽せず、6月になって苗箱で育苗を開始。それを定植できたのは7月中旬。8月下旬になってやっと収穫できるようになったが、気温が下がったせいか花芽が少ない。

播種:早生タマネギ(サラダ玉ねぎ)
播種:サラダ玉ネギ
値段の割に種が少ない。深さ1cmほどの蒔き溝を切り慎重に1cm間隔で条蒔き。条間は10cm。

暑さの次は虫2014/09/08 23:10

予報では曇りだったが、朝から雨が降ったり止んだり。雨の合間を見て3日ぶりにハウスの様子見に出かけた。
虫食いだらけのナス
虫食いだらけのナス
30本ばかりのナスにピーマンなどすべての葉が穴だらけになっている。
ナスにヨトウムシ
虫食いの様子からヨトウムシが大量発生しているとすると厄介だと思いながら探ると、孵化して数日しか経っていないと思われる幼虫があちこちにいた。これでは幼虫がサナギになる頃には、せっかく復活したナスは丸裸にされそうだ。
気温が下がり、生物に快適な環境になったのか、真夏日が続く頃には悩まされなかった蚊もいて数カ所刺されてしまった。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:雨      気温:18.7℃-23.5℃

ジャンボ落花生
ジャンボ落花生
収穫まであと2週間ほどか。

稲の様子
稲の様子
この夏、雨ばかりだった西日本では日照が少なくイモチ病が発生したところもあるらしい。

ハウスの夏野菜は撤去2014/09/12 21:54

ヨトウムシが大発生していたハウスのナス
ハウスのナス
予想していたほどには食害を受けていないが、8月の台風襲来直後、閉めきったままのハウスで高温障害を受けて以来、実をつけなくなってしまった。草勢は悪くないように見えるものの復活は期待できない。
自生のカボチャ。暑さが去ってやっと実をつけ始めた。
ハウスに自生したカボチャ
しかし、ハウスで栽培したウリ類のスイカはいつも甘さが不足していた。カボチャも水っぽいものしかできなさそう。ということで、ナスの一部を自家用に残して、トマト、カボチャ、ピーマンなどの夏野菜を撤去することにした。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ      気温:18.8℃-26.5℃

9月9日
ホウレンソウと赤タマネギを播種
ホウレンソウと赤タマネギを播種
ホウレンソウの酸度調整は草木灰で
ホウレンソウの酸度調整は草木灰で

9月10日
刈草に米ぬか散布
刈草に米ぬか散布
このまましばらく放っておきマルチ材として使用。肥料らしきものはこれだけ。

ダイコン(9月4日播種)の発芽が揃う
ダイコンの発芽が揃う

9月11日
レタス2種を播種
レタス2種を播種
サニーレタスと玉レタスをトロ箱で育苗。

9月12日
田んぼの様子
田んぼの様子
左側は6月上旬に田植えが終わった隣の田んぼ。生育はほぼ追いつけたようだ。もうしばらくすると、用水の水が止まる。

9月9日に播種したホウレンソウの発芽が始まる。
ホウレンソウが発芽
この数日の降雨のおかげか、発芽が早い。

先月28日に播種したニンジン
ニンジンの様子

9月6日に播種した早生タマネギが発芽
早生タマネギが発芽
これも適度な降水量が発芽を促してくれたようだ。

栽培が失敗したソバ畑の再生をめざして
ソバ畑に米ぬか散布
コメ屋さんに融通していただいた米ぬか6袋を草に覆われたソバ畑に散布。今月末までに堆肥も投入予定。
ソバの実はなったものの、小さく充実していないものがほとんどだった。もともとソバ栽培が繰り返されていた畑なので、連作障害なのかもしれない。秋にコムギ・農林61号を播種して様子を見る予定。
さらに除草
さらに刈払機2機で除草も。

せめて10年2014/09/17 21:56

農家として認定をうけないと同一の農地での耕作期間は5年までらしい。ということで、神奈川県が遊休農地対策で実施しているホームファーマー制度で借りている耕作地300㎡は来年2月末が期限になる。
そして今日、ハウスに貼り紙。
ハウスの借用期限
こちらの借用期限はわずか3年。いずれにしても短すぎる。「ジャガイモの世界史」中公新書によれば、ドイツの貸し農園・クラインガルテンは最低20年耕作期間が保証されている、とあったのを記憶している。平均して500㎡以上の耕作地に上下水道が完備していて週末に寝泊まりできる小屋があるのが普通らしい。
神奈川県だけでも800ha(8,000,000㎡)以上の遊休農地があるらしいことは、以前調べたことがある。就農者が高齢化して後継者不足となっていることからして、遊休農地が拡大していくことは間違いない。
現在の主たる耕作地は数年前まで耕作放棄されていた農地で、畑として使えるようにするまで、大変な労力と時間がかかった。畑でも田んぼでも、一旦放棄されると、それを農地として再生するのは簡単ではない。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:曇り、時々晴れ   気温:26.2℃-19.6℃

9月13日
聖護院カブ播種
聖護院カブ播種
3条、7,8粒ずつ点蒔き。条間20cm、株間20cm

サツマイモ(鳴門金時)の様子
サツマイモの様子
蔓返しをしたついでに芋の生育を確認。ハウスに自生したサツマイモのツルを定植。その分、植え付けが遅れ収穫まで時間がかかりそうだ。手頃な大きさにならないかもしれない。

9月14日
レタス2種が発芽
サニーレタス
レタス2種発芽
玉レタス
レタス2種発芽
いずれも12日に播種。以前、ネコの寝床にされセロリの苗が全滅してしまったので障害物を置く。

ベランダのアズキ
ベランダのアズキ
ハーブ類の鉢にこぼれたアズキが育ち、鞘をつけ始めた。

9月16日
ジャンボ落花生を収穫
ジャンボ落花生収穫
数年前にサツキの剪定枝を大量にマルチした場所の落花生が豊作だ。しかし、炭素循環農法にならって刈草や剪定枝を鋤き込んだ玉ネギは散々な出来だった。

ニンニクの植え付け準備
ニンニクの植え付け準備
長らく耕作放棄された農地の雑草の勢いは猛烈だ。雑草を根こそぎにしながら耕作して草木灰を散布。
ニンニクの植え付け準備
畝の幅90cm、長さ18m。大量に入手した米ぬかを散布。数日中にニンニクの種球を3条、条間20cm、株間10cmで5cmほどの深さに押し込み、刈芝草を厚くマルチをする予定。

9月17日
田んぼの水が止まる
田んぼの水が止まる
周囲の田んぼでは稲刈りが始まったところもある。田植えが遅かったので10月中旬の稲刈りを考えていたが、上旬になりそうだ。
用水路の取水口
取水口より水位が下がっている。

夏野菜の片付け
夏野菜の片付け
数日前に大発生していたヨトウムシの姿はほとんど見えないが、ハウスの使用期限が2月末までということもあり、夏野菜のほとんどを撤去。あれだけいたヨトウムシは地面に潜ったのかと探すがみつからない。天敵の菌類・白きょう病菌、緑きょう病菌に冒された死骸も見当たらない。穴だらけのナスの実の中にヨトウムシの死骸をやっと見つける。