種籾が来た ― 2014/02/01 20:58
30年以上働いてくれたガス給湯器の交換工事を月曜日に控え、その周囲の片付けをしていると、待っていたものが届いた。
届いた種籾
水稲(うるち米)「はえぬき」と陸稲(もち米)「ゆめのはたもち」、それぞれ1kgずつ。水稲の種籾1kgはおよそ500㎡の田んぼに調度よい量になりそうだが、陸稲は、栽培場所が確保できるか怪しくなってしまった。
昨年、10kgほどあった玄米を持て余していたが、ネットで秋田県地方に江戸時代から伝わる玄米の炊き方を見つけ試したところ、冷めても美味しい玄米を味わうことができた。特別な準備は要らず普通の鍋で炊けるのが素晴らしい。
ゆっくり噛みしめると白米にない豊かな味わいがある。さらに豊富な繊維質が腸の働きを活発にしてくれていたことが、白米しか口にできない今、はっきりわかる。
今年は自前の米を玄米で楽しめる。秋にはパン小麦がやって来る。自給自足にまた一歩近づけそうだ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
Jog 60分 8km 水泳 400m
筋トレ ラットプル 50kg 10x3
ショルダープレス 25kg 10x3
今日はジムまで往復10kmを歩いた。
天候:晴れ 気温:-1℃-12℃
1月28日
厚木の圃場で麦踏み
気温が低かったためか、踏みつけるのに躊躇するほどの草丈。
梅の花芽
梅の花が上に向いて咲けば空梅雨とのこと。下を向けば本格的な梅雨。花粉を濡らし受粉の妨げにならないようにする工夫か、生命には不思議な力がある。
発芽が揃った長ネギ(一本太ネギ)
1月9日に播種し発芽まで2週間近くかかった。2500本ほどの苗が取れそうだ。昨年10月10日に播種した一本太ネギ苗800本と下仁田ネギの苗500本が50cmほどに伸びている。
1月31日ハウスの様子
ソラマメの花
収穫間近のキャベツ
加温していないハウスは、夜は0℃近く前で冷え込むが、露地ものとは比較にならないほど生育に勢いがある。
雪掻き ― 2014/02/09 10:34
ニュースでは都心では45年ぶりの積雪というが、関東地方南部のこの辺りでは、昨夕から経験したことのないような吹雪になった。強い風にあおられた雪が窓辺に張り付いて外が見えない上に唸る風が夜半まで止まない。これで朝方に気温が零下になれば積雪が凍りついて雪掻きに昨年以上の労力と時間がかかると思っていたが、朝起きて外に出てみると意外なほど暖かい。
今日は日曜日で何人か人が出て雪掻きを始めていた。
気温が氷点下にならなかったため、雪は踏み固められていても凍りついていない。
雪掻き専用道具をもった人が出てきて作業を始めると数倍の早さで作業が進む。やはり道具は選ぶべきだが、年に1度使うかどうかわからないものを個人で備えるわけにもいかない。それにしてもきれいに素早く作業が完了してしまった。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
昨日は1日家に閉じこもり寝床で寒さをしのいでいた。その分の運動不足を雪掻きで解消。
天候:晴れ 気温:2℃-8℃
ハウスの中は春
2月2日
キャベツ
ソラマメの花
バジルが発芽
ローズマリーはまだ発芽していない。
2月5日
マッシュルーム?
炭素循環農法にしたがえば、畑の菌床化は望むところか。
2月7日
麹つくりの準備
麹を包む綿製のシーツ。新品なので糊付けなどしてありそうなので水に浸け、それらを取り除く。洗濯機は雑菌が多いので使わない。
6時間ほど水に浸け水を何度か取替えた後、ベランダで干したが、夜になって雪が降り始めてしまった。
一本太ネギ苗の様子
発芽が揃い生育は順調。
今年の踏み込み温床 ― 2014/02/12 14:50
思いがけない大雪の影響で予定していた作業が大幅に遅れていたが、ハウス内に設置した温床の仕込みが終わった。
資材を温床の枠内に投入。
昨年は、ハウスでの温床作りに失敗して温度を保てなかった。今年は資材の稲わらや枯葉、刈草を投入する度に丹念に米ぬかを散布し踏み込んでいく。
最後に散水パイプを使い水をまくが足りない。そこで雪かきして積んでおいた雪を使う。これで重しと水分補給の一石二鳥。シャツ一枚でも汗ばむ暖かさ、雪はすぐに溶けてしまうだろう。
こちらはサツマイモの伏せ込み用畝
ハウス内とはいえ夜間の地表面温度は0℃に近くになっているはずだ。それでもビニールで保温しておいた昨年来のナスやサツマイモが生き延びている。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:曇り 気温:2℃-8℃
2月10日
ハウス周囲の雪掻き
風の吹き溜まりのせいか、積雪量が多く、車一台分の駐車スペース確保に思いのほか時間がかかった。
燃費の悪い四駆に利点を感じていなかったが、今日はその威力を発揮してくれた。
ハウスのグリーンピース
まだ実は膨らんでいないが、スナップエンドウに比べると鞘が大きい。
冬を越せそうなナス
昨年はビニールなどで保温しなかったため枯れてしまったが、新芽が吹いている。ナスは原産地のインドでは多年草であると、何かで読んだことがある。
2月11日
温床の準備
あらかた片付いていた温床枠内の底の残渣を掻き出し平らに均し明日に備える。
トンネル用支柱作り
温床づくりの準備が意外と早く済んでしまったので、割竹でトンネル用支柱作り。
一本太ネギ苗
育苗が順調で3000本の予定が4000本くらいになりそうだ。このままでは定植場所の確保がむずかしい。
ソラマメの花
満開は嬉しいが、すべて充実してくれるのか心配だ。
納豆作り ― 2014/02/13 22:13
一昨年に収穫したダイズが余っていた。茹でただけでも美味しいが、納豆を作ってみることにした。
出来上がった納豆
収穫して時間が経っているせいか柔らかくなるまで茹でるのに時間がかかった。
一晩水に漬けてから茹で始めた。茹で上げるのに合計で5時間ほど。食事の準備の合間を利用しての作業なので日数がかかってしまった。茹でたダイズを暖かいうちに市販の納豆数粒とよく混ぜてから容器に入れて30℃-33℃で1昼夜保温した。箸でかき回すと糸をひく。試食してみると納豆の味がする。うまくできたようだ。
次回は木材を薄く削り出した経木を容器に使ってみたい。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
水泳3000m
天候:曇り 気温:0℃-6℃
セロリがやっと発芽
播種したのは1月18日。ほぼ1ヶ月が経過しようとしている。地温が低かったため、一昨日に用意したサツマイモを伏せ込む予定のトンネルに入れておいた。地温が発芽条件を満たすところまで上がったのかもしれない。
ハウスのガラスが雪で割れる ― 2014/02/22 20:58
今回の大雪でハウスのガラスが数十枚割れてしまった。V字型にくぼんだ部分に雪がたまりその重さで破損してしまったらしい。
道路の除雪が済んだ頃を見計って、月曜日に様子を見に行ったが、どこも雪が積もったままでハウスの近くに車を寄せられず、100mほど離れた路肩に車を駐めてハウスに向かった。
様子見だったので何も持たずに雪溜まりの少ない北側入り口から中に入った。一旦は異常なし、と判断したが、西側の窓から出ようと隣のTさんの区画に入ろうとすると地面にガラスが突き刺さっている。
上を見るとガラスが何枚も割れて、一部は今にも落ちてきそうな状態。危なくて下を通れない。
今日になると屋根の雪は消えていたので、割れ残ったガラスの落下の心配のない場所に限り割れ落ちたガラスの片付けをしてきた。ハウスそのものが倒壊していないことだけでも幸いだった。
この数日、雪によるハウスなどの農業施設の破損被害が出ているとの報道があちこちでされている。雪が深かった地域では鉄骨がひしゃげて全損に近い被害が出ているところもあるようだ。そんな場所では施設だけでなく作物にまで被害が及んでいて農家の方たちの落胆ぶりを思うとやりきれない気持ちになる。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
Jog 45分 6km 水泳 900m
筋トレ ラットプル 50kg 10x3
2回の大雪で農作業から遠ざかっていたためか、疲労が抜けていて身体が軽い。
天候:晴れ 気温:0℃-9℃
2月19日 麹つくり用具を自作
ハウスはガラス落下の恐れがあり屋根の雪が消えるまで入れない。杉の荒材を買ってきて蒸米に麹を仕込むための浅い木箱(90cm×65cm×10cm)を作った。畑の四阿(あずまや)周囲の雪が消え、薪材が乾いた頃を見計らって麹作りにとりかかる予定。
四阿(あずまや)周囲はまだ雪が残っている。
2月22日
温床の温度が上昇し始めている
仕込んで10日が経つ。水代わりに載せておいた雪はすべて解けている。表面に手を乗せると温かい。発酵が始まっているようだ。投入した稲わら、枯れ草や葉の量がそれほど多くないので、あと10日もすると温度が下がってきそうだ。あまりのんびりしていると手遅れになる。
難を逃れた作物
ヘルメットを被り、屋根の破損状況を確認しながら自家用野菜を収穫。
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