映画「暴走する生命」2012/12/01 20:15

TPPに賛成か反対か…多国籍企業が主導するグローバリズムの一環だとすれば、「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)は99%の人々が自らの犠牲により1%の人たちを豊かにすることにしかならないだろう。
利益追求に血道を上げる多国籍企業に「経(世)済(民)=世を治めて民を救う」を期待するのはお人好しがすぎる。食料自給率40%未満の日本の農業はどうなるのだろう。
狭い農地に過剰な農業機械、農薬、化成肥料に、経済力に見合う物価高、これではとても安い労賃に裏打ちされた輸入農産物に太刀打ち出来ない。対抗にするには遺伝子組み換え技術による先端をいく農法ということになるのか。功名心に駆られた「学者」集団と利益追求の「守銭奴」集団にマスコミのコラボレーション。原発だけではないな。
そんな状況を憂慮する友人が主催する映画会「暴走する生命」
映画「暴走する生命」
まず目指すべきは遺伝子操作・農薬・化成肥料なし、固定種による食料自給率100%だろう。TPP云々などしていると再び飢えの時代がやってくる。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      Jog 60分 8km   水泳700m
     筋トレ ラットプル 55kg 10x7
                ショルダープレス 25kg 10x5

天候:晴れ、時々小雨 気温:11℃-6℃
11月29日 9:00-15:30
野菜販売:ジャガイモ2袋、サトイモ5袋、安納芋5袋、長ネギ10袋

定植:レタス40株(ハウス)
定植:レタス(ハウス)
これまでに定植したものを加えると120株になる。3月までに1000株を予定。

11月30日 11:00-14:00
サヤエンドウ、スナップエンドウの霜よけ
エンドウの霜よけ
播種が早すぎたのか冬越しには大きく生長しすぎているようだ。笹だけの防寒では心もとない。北西面を防虫ネットで囲う。

ソラマメの防寒対策
ソラマメの防寒
ソラマメには支柱がないので防虫ネットが掛けられる。

採種:インゲン2種(つるなしインゲン・アーロンとモロッコインゲン)
採種:インゲン2種
固定種かどうか確認していない。採種まで考えるならば固定種購入にこだわるべきだろうか。

収穫間近の黒豆
収穫間近の黒豆
ダイズ(津久井在来種)に比べると実のつき方は少ないが粒は揃って大きい。

鉢上げ:レタス2種(サニーレタス、玉レタス)
レタス2種の鉢上げ
サニーレタス88株、玉レタス44株を2号ポットに鉢上げ

12月1日 10:00-14:00
野菜宅配:サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、ニンジン、ダイコン、ラディッシュ、聖護院カブ、ハクサイ、レタス、長ネギ、九条ネギ、下仁田ネギ

播種:サヤエンドウとつるなしインゲン(ハウス)
サヤエンドウ
播種:サヤエンドウ
株間30cm、4粒ずつ点蒔き
つるなしインゲン
播種つるなしインゲン
株間20cm、4粒ずつ点蒔き
夏の間は暑すぎて持て余していたハウス、どこまで利用できるか、残ってしまった種で可能性を探る。
ハウス内部
日差しがあってもガラスの屋根を叩く雨音が続く、キツネの嫁入りにしては時間が長い。
露地では生長が止まってしまったようなレタスもここは別世界、順調に生育している。

次回から銅鍋に2012/12/07 20:44

12月に入ってやっと時間に余裕がでてきた。今月末にはルバーブが枯れてしまう。今春に播種した赤いルバーブ(スペシャルレッド)が順調に生育していたが、ジャム作りの時間が取れず放っておいた。このまま枯らしてしまってはもったいないと思い、昨日売りに出した。
袋詰めしたネギとルバーブ
袋詰めしたルバーブ
スペシャルレッドというほどには赤くない。味見もせずに売るのは誠意がない。
さっそくジャム作り。
ルバーブ400g、砂糖400g。煮始めて10分。
ルバーブジャム作り
これまでは熱伝導率がよいアルミ鍋を使っていたが、ルバーブは酸味が強くアルミが溶け出すのではないかと心配になりステンレス鍋を使った。
アルミの摂取が痴呆症に原因になるという説の真偽は定かではないが、疑わしきは避けるに越したことはない。フッ素を含むテフロンも同じだ。
熱伝導率がアルミの1/10以下のステンレス鍋は火加減が難しい。油断すると砂糖が焦げ始める。熱の伝わり方が遅いのか材料に火が通る前に水分が蒸発してしまう。でき上がったものはやや煮詰まりすぎの感じがする。ジャムや餡作りには高価だが熱伝導率がよい銅鍋がよいのだろう。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ    気温:0℃-11℃
12月4日 13:30-15:00
播種:ホウレンソウとシュンギク(ハウス)
播種:ホウレンソウとシュンギク
ホウレンソウの種袋にある通りに30cm幅でバラマキ。シュンギクも同じ。
コマツナとチンゲンサイ
コマツとチンゲンサイ
アブラナ科にだけ虫除けの不織布のベタ掛け。

11月5日 10:00-14:00
播種:ライ麦
播種:ライ麦
麦の穂を手で揉みながら種を取りだし15粒ずつ点蒔き。株間は20cm。手刈りのため鎌を差し込む隙間が必要。9m長の畝に4条。もっと蒔きたいが畑が足りない。

サツマイモ試食
サツマイモ試食
温度調節ができなくなったガスオーブンでも焼き芋くらいはできるだろうと試してみた。300℃を超えると自動的に停止してしまうようだ。途中に休みを入れて15分ずつ。焼き芋のよい香りがしてきたところで取り出す
焼き上がったサツマイモ
焼き上がった安納芋の表面に蜜が出ていて中身はそのままスイートポテト。一方の鳴門金時はポクポクして味も栗のよう。こちらの方が好みか。

11月6日 9:30-14:00
野菜販売:サツマイモ(鳴門金時)、株ネギ、ニンジン、ルバーブ

アズキ
アズキ
収穫したまま放っておいたアズキの鞘をツルから外す。収穫が早すぎて鞘の緑が濃いほど中身のアズキの色は薄いが、実は乾燥していて硬い。アズキとして使えそうだ。

収穫した黒豆
収穫した黒豆
防虫ネットを掛けていたものの、鞘に穴の開いたものばかり。中身は何ものかに噛られ欠けていた。

12月7日 11:00-17:00
鉢上げ:レタス(サニーレタス88株、玉レタス44株)
レタスの鉢上げ
前回の分を含めると262鉢。
鉢上げを待つレタス苗
ベランダは鉢上げしたレタスで満杯だが、鉢上げを待っている苗がまだ残っている。

宅配野菜:ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ニンジン、ダイコン、ラディッシュ、聖護院カブ、イタリアパセリ、レタス、長ネギ、下仁田ネギ、ルバーブ

貧すれば鈍する2012/12/09 19:43

今日は「望地の田んぼとゲンジボタルを守る会」の総会と餅つき。ホタルだけでなく、従来里山に生息していた生物の絶滅危惧種の調査も行なってきた。イモリなどの絶滅が危惧される生物の詳細はここでは報告できないが、農薬や化成肥料に頼る慣行農法と里山の自然は相容れないようで、生息状況は年々悪化するばかりのようだ。絶滅危惧種はその希少価値で高値がつくらしい。情報が広がるとすぐに姿が見えなくなる。世知辛い。
20年ほど前に経済成長が止まり富の分配に不均衡が生じるようになって久しい。欲深いこの国のリーダーたちは富の分配よりも独占を優先させたいのだろう。懐が豊かでも心が貧しいのか、「知恵と頭の回転が衰えている」らしい。財源が不足するからと言って生活保護手当を削るという発想、頭脳が鈍しているのだろう。守れぬ憲法を変えたいのは無理もない。次の日曜日には衆院選がある。棄権するくらいなら鈍する頭脳に抗議の白票か。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ    気温:1℃-10℃
作業時間:10:00-16:00
餅つき
餅つき
「つき」より「こね」の作業の方が大事だという。今年初めてこの作業をやらせてもらう。重い杵を持ち腰を入れる。主催者のOさんは15歳からこの作業を始めたというだけあって様になっている。体重をかけながら米粒を潰していくのはなかなかの重労働だ。息が切れる。
草餅
2臼めはヨモギを入れて草餅。餡が欲しくなる。
帰宅後、ベランダでアズキを脱穀。
脱穀したアズキ
粒は揃っていないが虫食いは少ない。残り2/3は後日。明日は草餅に餡を絡めてみようか。

農閑期の仕事2012/12/11 21:38

麦蒔きが終わり、収穫後放ったままになっていたダイズやアズキの脱穀を始められるようになった。手で1つずつ鞘を弾きながら脱穀するので時間がかかる。ダイズを鞘ごと袋に入れて踏めば簡単だが、選別作業が加わるので手間は同じだ。
脱穀したダイズ
8日に3時間かけてもこれだけ。今日も2時間。わずかに量が増えただけ。土曜日から天気が下り坂になるようだ。鞘が乾燥しているうちに脱穀を終えたい。
脱穀・洗浄・乾燥を終えたアズキ
洗浄を終えたアズキ
計量すると750g。脱穀作業を終えていないアズキはこの2倍はありそうなので2kgぐらいになるだろうか。

又根ばかりのニンジンも大事に使う
ニンジンのグラッセ
身の厚い部分はニンジンのグラッセに。バター、砂糖、水で煮るだけ。
干しニンジン作り
切れ端は高菜とともに天日に干す。
高菜を干す
干した高菜は塩漬け・水洗い・塩抜きの後、昆布・醤油・ミリンの漬け込み液で高菜漬けに。
大掃除の季節、ダイコンやジャガイモの皮を使ったガラスやステンレス磨きが効果的らしい。風呂場や台所がピカピカになる。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳2800m

天候:晴れ     気温:-4℃-11℃
作業時間:12:00-15:15
ハクサイに鉢巻き
ハクサイに鉢巻き
今日の最低気温は-4℃。今年のハクサイはほとんど虫食いもなく独り占めしたいほどの味と出来。巻いた葉が寒さで傷まないよう藁で外葉を寄せて鉢巻きに結う。

歴史は巡る…2012/12/15 20:49

排外主義、大規模な公共投資とハイパーインフレの予兆、指導者を目指す人間の粗野な発言…どこかで見た光景だ。
1920年代まで遡ると、大恐慌がヨーロッパ経済を襲うと、ドイツでは排外主義と公共投資で人々の歓心を誘いながらナチス党が台頭した。国家による暴力支配の時代が始まった。遠い過去のはるかな国の話だが、歴史は繰り返す。
明日は衆議院選挙がある。マスコミは自民党が政権を取り戻すと予測する。ファッシズムそのものを体現するかのような党首を要する維新の会がそれに加われば、あの時代のドイツとよく似た状況になりそうだ。この国民はそんな選択をし、再び過ちを繰り返すのだろうか。
農業には平和が必要だ。荒れた国土も排外主義も必要ではない。福島にダーティ・ボム(核物質をばらまく爆弾)を落としたに等しい自民党は自らの罪に頬かむり、ついでに念願の憲法改悪まで目論んでいる。マスコミまで尻馬に乗っているのでは、大衆が心理操作されても仕方ないのか。無力と思えても投票に行こう。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      Jog 75分 10km   水泳300m
     筋トレ ラットプル 55kg 10x5+9+8
                ショルダープレス 25kg 10x5

天候:曇のち雨   気温:5℃-7℃

12月12日 晴れ 11:00-16:30
定植:サニーレタス50株(ハウス)
定植:サニーレタス(ハウス)
ダイズの脱穀に手間取り開始時間が遅くなってしまった。日が短く午後4時を過ぎると照明設備のないハウス内は薄暗い。

発芽したサヤエンドウ(ハウス)
発芽したサヤエンドウ
11月30日にサヤエンドウとともに播種したインゲンは1株も発芽していない。

12月13日 晴れ 10:00-14:30
野菜販売:サトイモ、株ネギ、ニンジン

干し野菜:ダイコンとショウガ
干し野菜:ダイコンとショウガ
前日まで干していたニンジンは紙袋とジッパー付きビニール袋に入れて冷蔵保存。

12月14日 晴れ 11:00-15:30
ダイズの脱穀
脱穀したダイズ4kg
昨日も今日も空いた時間はダイズの脱穀。秤にかけると4kgを超えている。正味4kgくらいか。まだ半分弱が脱穀を待っている

12月15日 晴れのち曇り 10:00-14:00
野菜販売:ダイコン
野菜宅配:サトイモ、サツマイモ、ハクサイ、ニンジン、株ネギ、九条ネギ、タマネギ、ニンニク、ダイコン、聖護院カブ、レタス、ミズナ、間引き菜(ラディッシュ、聖護院カブ)

定植:玉レタス50株(ハウス)
定植:玉レタス(ハウス)
レタスに泥がつかないよう草マルチ。保温・保湿も兼ねている。ハウス内とは言え、加温・日照なしでは、これから寒さが増してくる。バナナもナスも枯れてしまった。夜の冷え込みは想像以上に厳しいのかもしれない。
先月末に定植したレタス
11月29日に定植したレタスの生育は順調だ。半面、露地のレタスは今月上旬の寒さでほとんど生長していない。ビニールシートのトンネルをかけるべきか。