自転車操業2012/11/02 21:50

この夏まで週に4軒分程度の野菜宅配を考えながら作付けをしていた。この程度の需要では現在確保している畑は広すぎる。幸い、この秋から無農薬野菜の需要がほぼ3倍になった。目一杯作付けをしても野菜が余ることはなさそうだ。
野菜を卸す
茅ヶ崎で野菜栽培と販売をしているNさんがやって来て大量の野菜を買い付けていった。これから毎週、同じ量の野菜を提供することになったが、供給が追いつくか心配になってきた。宅配野菜、マルシェ(マーケット)に出す野菜も確保しておかねばならない。しばらく自転車操業が続きそうだ。綿密な作付け計画がないと野菜供給が途切れる。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ  気温:9℃-19℃
作業時間:10:30-16:30
タマネギ(ネオアース)の定植
購入したタマネギ苗
畑の大家さんからタマネギ10kgの注文があった。期待に応えるには苗が足りず250株1,995円で購入。
これまでは近所の農家に依頼していたが農薬が気になると言う。農薬と言えば聞こえはよいが、体内に入れば危険な毒薬だ。単一作物の大量栽培に農薬は不可欠なのかもしれない。多品種、少量栽培ならば毒薬とは無縁でいられる。
タマネギ(ネオアース)定植
畝幅105cm、畝長7.5m。5条、条間15cm、株間10cm。米ヌカと草木灰を散布。根付き苗が立ってきたら刈り芝草で厚くマルチ。
実際に定植した苗は265本になった。冬の間に霜で根が浮き上がらないよう、苗を深さ10cm、直径1.5cmの穴に落とし込む。

ニンニクの定植準備
ニンニクの定植
すでに300株分の定植を済ませてあるが、需要規模が拡大し足りなくなりそうだ。芽を出し始めたニンニクを植えつける畝の準備をした。畝幅1.2m、畝長10m。3条で株間15cmの予定。

宅配野菜:
サツマイモ、サトイモ、長ネギ、下仁田ネギ、ニラ、ニンニク、ショウガ、ニンジン、サヤインゲン、ピーマン、ナス、ダイコン、ミズナ、カラシナ、コマツナ、チンゲンサイホウレンソウルバーブ

麦蒔き2012/11/04 20:51

友人のOさんの田んぼで今年初の麦蒔き。8年間一度も耕運していない不耕起の田んぼの土は少々硬い。
Oさんがあらかじめ開けておいた直径1.5cm、深さ3cmほどの穴に十数粒の小麦の種籾を落としていく。
麦蒔き
11月とは思えないほど背中に当たる日差しが強い。シャツ1枚でもいられるほど暖かさ。
1週間後には自分の畑で麦蒔き。点蒔きは手刈りに都合がよい。条蒔きでは鎌を入れる隙間がなく。麦を束ねにくい。それに種籾の節約にもなる。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ     気温:10℃-17℃
作業時間:10:00-17:00
田名の田んぼで麦蒔き
煮込みウドン
今日の昼食は煮込みウドン。キノコ類は買ってきたものばかりだが、天然の平茸は例外。コマツナ、サツマイモ、カボチャは自家栽培のもの。

厚木の畑のダイズ
厚木の畑のダイズ
膨れたサヤから実がこぼれ落ち始めている。収穫を急がねばならない。今日はエンドウマメの支柱兼霜よけの笹を取りに来ただけなので、明日か。
アズキ
アズキ
こちらは収穫までまだ時間がありそうだ。

エンドウマメに支柱兼霜よけ
エンドウマメに支柱兼霜よけ
播種が少し早すぎたのか、冬越しには苗が少々大きくなり過ぎたかもしれない。

ソラマメの定植
ソラマメの定植
一寸ソラマメ
打越一寸ソラマメ
打越一寸ソラマメ。こちらの草マルチは明日か。
本葉2枚が出たものから準備しておいた畝に定植。それぞれ株間35cm。
来春、採種する予定なので交雑を避けるためそれぞれの畝は距離を空ける様にした。

安易な予知に実刑2012/11/05 20:12

科学者が予知や予言などに安易に関われば、状況によっては被害は甚大になる。イタリア中部ラクイラで発生した地震の予知に失敗した学者たちが禁固6年の実刑判決を受けた。
懐疑主義と不可分な関係にある科学に携わるものが予知や予言を公言するのは不可解だ。見解を表明することはあったかもしれないが、予知や予言をしていたのであれば実刑判決は当然だろう。科学者が萎縮してしまうという意見もあるらしいが、予言や予知などしなければよいのだ。
科学的な見解には賛否両論があるはずで、避難警告などを発令するかどうかなどは為政者の責任であり仕事だ。とはいえ、疑わしきは回避すべきと判断するのが為政者として当然だろう。
「地震の予知は当面困難」という見解が地震学者から出ている。地震の原因として考えられるものに、プレートのずれ、活断層、火山によるものある。火山噴火はある程度予知が可能なようだ。活断層の研究が十分ならば地震予知が困難ということにはならないだろう。活断層と判断するには、地層がいつずれるか予知できなければならない。そんなことができる段階にはないでしょう。
大飯原発下に存在が疑われる断層が活断層かどうか専門家≠科学者たちが議論しているようだ。議論は構わないが、活断層を震源とする地震により再び原発事故が発生した場合、「活断層にあらず」と断言した専門家=預言者たちは極刑に値するだろう。安易な予知発言をする前に萎縮してくれた方がよい。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:曇り、夕方から小雨  気温:10℃-16℃
作業時間:10:15-15:00
ソラマメ定植
ソラマメ苗
今日も本葉2枚になったものを5株植え付けた。残り11株もすべて定植までこぎつけそうだ。

厚木でダイズ(津久井在来種)を収穫
収穫前の大豆
防虫ネットの効果でカメムシによる食害の痕はほとんどない。
収穫したダイズ
収穫して、余分な枝葉を取り除くと25kgほどか。座間の1畝分を加えると6kgくらいのダイズを予定通り確保できそうだ。

麦蒔きの準備
麦蒔きの準備
目標の150kgの収量には500㎡の耕地が必要だ。この厚木の圃場には、大豆収穫跡を中心に250㎡を予定している。耕作予定地の周囲を草削りして区画。

ヨガの効能2012/11/08 21:38

朝食前のヨガ(太陽礼拝)を始めて半年が経とうとしている。これまで1日も欠かさず続けることができた。意志の強さなどを当てにしていたら挫折していただろう。
空腹で目覚めるくらいなので、空腹感に苛まれながらのヨガは苦痛でしかなかった。ランニングをした翌日は足腰の筋肉が張り辛いばかり。いつまで続けられるのか、自信を持てなかった。
そんなある日、「ヨガは身体を動かしながらの瞑想で、ポーズにばかりこだわり、心地よさがなくなってはいけない」というのを聞いて開眼した。
50歳半ばを過ぎた頃から、起床時の腰の違和感、首筋の凝りなどに悩まされるようになった。ヨガを始めて4ヶ月が経過した頃、肩甲骨周囲の筋肉に柔軟性が出てきて、猫背になっていることに気づいた。肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性とともに背筋が伸び、腰や首筋の違和感が消えた。この心地よさを維持するには毎日のヨガが欠かせない。空腹感もヨガを始めると同時に消えるようになった。しかし様々なポーズをとりながら瞑想の境地に達するには時間がかかりそうだ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳2800m

天候:晴れ     気温:6℃-20℃
最低気温が4℃を下回れば霜が降りる。
11月7日 9:00-16:15
野菜宅配:ホウレンソウ、コマツナ、間引き菜(聖護院カブ)、ニンジン、サトイモ、ナス、ピーマン、九条ネギ、ニラ、ニンニク

ハウスにキャベツ46株定植
定植したキャベツ
定植の前に温床の材料になるマルチ材(サツキの剪定枝)やメロンの残渣を片付ける。11月と言うのに真夏のような暑さ。大苗になったキャベツを植え付け防虫ネットをかける。肥料(窒素)過多の畑には害虫が多く、防虫ネットは必須だ。

サツマイモ(鳴門金時と安納芋)の収穫
収穫したサツマイモ
苗40本で収穫用コンテナー2杯分(探り掘りの分を入れると4杯弱) になった。3回目の収穫なので期待はしていなかった。大きさも形もよい。思わぬ収穫となった。

11月8日 9:15-15:00
野菜販売:九条ネギ、ショウガ、ニンニク、ミズナ
アズキの収穫・乾燥(天日干し)
アズキの収穫
残っていたダイズ(津久井在来種)1畝分の収穫を終えてから、座間のアズキ(全体の1/3)を収穫。ネットをかけたままだったのが原因なのか、つるボケの様相。自家用と採種用には十分か。

雑草・ムラサキモメンヅル2012/11/09 18:16

日本の国土の1.5倍の広さがある中国・黄土高原。砂漠化が進むこの不毛の大地が雑草の力により緑の沃野に変わりつつあるらしい。
昨晩、NHKの「地球一番」で雑草・和名「ムラサキモメンヅル」、中国名「沙打旺(シャーダーワン)」が紹介されていた。この種を粘土に練りこみ断崖の斜面に貼り付けるだけで2mに達する根がもろい黄土の流出や飛散を抑えるという。
この手法を広めたのが朱序弼(しゅ・じょひつ)さん。一人の技術者の「緑化によって人々を豊かにしたい」という情熱と志がなければ黄土高原の緑化を実現させることはできなかっただろう。「専門家」にはこのような情熱と志が必要なのだが。
朱さんがいわゆる「専門家」でないため権威に寄り添わず「雑草」に対する偏見を持たなかったことも大きな要因かもしれない。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ    気温:9℃-19℃
作業時間:9:15-17:30
農業高校に野菜搬入
農業高校に野菜搬入
農業高校で養豚部の顧問をしている友人Wさんから長ネギとニンジンそれぞれ100本ずつの注文。毎年文化祭で恒例の豚汁の材料にするそうだ。実際には一本ネギ40本、株ネギ65本、ニンジン50本。又根のニンジンや割れたり芽が出たニンニクは無料提供。ダイコンなどは養豚部員が栽培したとのこと。さすが農業高校。

自宅のベランダでレタス3種を播種
レタス3種播種
2,3月の野菜の需要に応えるためにハウスを活用。水遣りなどの管理がしやすく日当たりがよく暖かいベランダで育苗予定。

赤タマネギ定植(50株)
赤タマネギ定植
5条、条間15cm、株間12cm。自家育苗している3種合わせて最終的に250株程度か。

野菜宅配:
宅配野菜
ミント、ニラ、株ネギ、ニンジン、サツマイモ、サトイモ、ショウガ、小ナス、ピーマン、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、ダイコン