台風一過、10月に真夏日2012/10/01 20:52

神奈川県のほぼ中央に位置する座間市では、最高気温30℃を記録した。大陸と太平洋にある2つの高気圧に挟まれ気圧の谷に入っているにもかかわらず、朝から台風一過の晴天に恵まれた。秋半ばの10月になったとは思えない暑さ。
芭蕉と四阿(あずまや)
芭蕉と四阿(あずまや)
昨日は芭蕉の葉陰に隠れていた四阿(あずまや)がよく見える。強風で葉には芯しか残っていない。おかげで四阿は無事だ。
ヘチマの棚
ヘチマの棚
孟宗竹で補強したが、朽ちていたのか、ヘチマの重さなのか、直径3,4cmの竹の支柱が折れてしまっている。1個2kgくらいありそうなヘチマが10個ほどぶら下がっている。
とにかく、大したことがなくてよかった。最近、報道されることがめったにない原発事故現場の様子。4号炉の使用済み燃料プールが台風で破壊されれば、この辺りも汚染を免れない。周囲の人たちがみな逃げ出しても行く当てがないのでここに留まることになるのだろう、などとぼんやり考えていた。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ    気温:30℃-23℃
作業時間:9:00-12:00
レタスの定植とチンゲンサイの播種用の畝準備
レタスの定植準備
使用期限が12月までの区域にレタスやチンゲンサイ。気温は真夏並だがどこか凌ぎやすく作業を一気に進めることができた。
刈り取った草は畝間に米ヌカを散布し通路に敷く予定。

長期保存用タマネギ(ノンクーラー)が発芽
タマネギ(ノンクーラー)の発芽
極早生のジェットボールは発芽が揃ったものの時間ともに半減してしまった。赤タマネギは半分くらいしか発芽しなかった。長期保存用ノンクーラーは発芽しただけの苗数をなるたけ維持したい。

ダイズ(津久井在来種)の様子
ダイズ(津久井在来種)の様子
カメムシの食害避けのネットの中を覗くと鞘が太り始めている。豊作が期待できそうだ。ダイズは味噌と納豆作りに欠かせない。

普天間にオスプレイ、大間で原発工事再開2012/10/02 21:41

飛行場周囲に住宅が密集する普天間基地にオスプレイが配備され、青森県の大間では直下に活断層が心配されているにもかかわらず、ウラン燃料だけでなくプルトニウムを含むMOX燃料を利用する危険性が高い原発の建設が再開された。国家の大儀のためには下々の犠牲は厭わないし、理解を求めることもないというのか。こんな言葉を口にする政治屋たちを選んでいる多数の国民がいる事実に無力感を覚えるが、黙っているのは罪だ。罪を犯せば罰が待っている。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳2800m

天候:晴れ、午後から曇り 気温:21℃-26℃
作業時間:10:15-15:00
レタスの鉢上げ
レタスの鉢上げ
セルトレイで育苗しそのまま定植するつもりだったが、セルが小さすぎるのか徒長気味で生育がよくない。2号ポットに鉢上げして様子を見ることにした。

タマネギ苗3種
タマネギ苗3種
手前から極早生ジェットボール、赤タマネギ、長期保存用ノンクーラー。ジェットボールと赤タマネギの苗はまばらな感じだ。

ニンジンに土寄せ
土寄せしたニンジン
8月上旬に播種してからほぼ1ヶ月の間水遣りを欠かさなかった成果か。この地域では夏蒔きのニンジンの播種適期は7月下旬から8月上旬とあるが、梅雨明け前に播種することを考えた方がよさそうだ。

以心伝心2012/10/03 18:15

予定の農作業を終え四阿(あずまや)に資材を置きに戻った。近くの田んぼに軽トラックが来て稲ワラを燃やし始めた。燃やしてしまうのか、もったいないな・・・とじっとその光景を見つめていると、意思が伝わったのか、手を振ってこちらに来いとの合図。駆けつけると、稲ワラが欲しいなら全部持っていってくれ、その方が助かるとのこと。ついでに、少々図々しいがモミガラもとお願いすると、これも快諾。
軽トラ1台分の稲ワラ
軽トラ1台分の稲ワラ
モミガラ
モミガラ
南京袋1杯分と土嚢袋10杯分。農家の方の自宅まで案内され、運搬までしてくれた。
稲ワラとモミガラ置き場
今にも雨が降り出しそうな空模様。乾燥している稲ワラとモミガラに雨がかからないよう、四阿(あずまや)内に簡単な棚を作る。棚に稲ワラとモミガラを移し終わった頃に雨が本降りになる。モミガラは燻炭に、稲ワラは温床を囲う材料になる。
予定していた厚木の圃場行きは延期。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      Jog 30分 4km

天候:曇り、午後遅くなって雨 気温:20℃-22℃
作業時間:10:15-16:30
宅配野菜の収穫を終えてからニンニクに米ヌカ、茶殻とコーヒー滓を発酵させた堆肥(4トン2千円)、刈り芝草のマルチ。
ニンニクに有機マルチ
刈り草は厚めにマルチし雑草の発生を抑える。

ダイコン、ゴボウにも有機マルチ
ダイコンに有機マルチ
手前左側がダイコン、奥右側がゴボウ

チンゲンサイ播種
チンゲンサイ播種
3条、条蒔き、条間15cm。

聖護院カブ播種
聖護院カブ播種
3条、条蒔き、条間15cm。
チンゲンサイ、聖護院カブの播種後に、米ヌカ、油粕、堆肥でマルチ。刈り草は徒長を避けるために発芽後に。

メロンのコンポート2012/10/07 19:35

イタリアン・メロンPinonet Piel de Sapo
イタリアン・メロンPinonet Piel de Sapo
アメリカンフットボール大の大きさのメロンは冷蔵庫で場所をとる。いつまでも置いておけない。収穫が少し早かったようで、甘みは少なく実は硬い。
メロンのコンポート
白ワイン2、水1、砂糖適宜でメロンを煮立てる。黒豆を煮るとの同じように、何度か砂糖を加えながら煮含ませ、メロンを適度な硬さにしながら甘みをしみ込ませていく。最後の段階でレモンピール、クローブ、シナモンスティックを加えてみる。量が多い、余った分はフードプロセッサで粉砕し凍らせればメロンシャーベットになるか。

自家栽培のブドウ
自家栽培のブドウ
野菜の宅配先で頂いたブドウ、食べ切れない。残りはぶどう酒と酵母作りに。
酵母を働かせる
ブドウの皮についている酵母菌が流れてしまわないよう簡単に洗い水気を切ってから消毒済みの容器に砂糖とともに入れて潰す。数日で発酵が始まるだろう。ぶどう酒にするには量が少ないか・・・パン作り用の液種だけにするべきか?だとすれば、水を加えなければ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      ヨガ教室 ジム→畑→自宅 徒歩6km

天候:午前中、雨。午後、晴れ 気温22℃-17℃
作業時間:16:15-17:00
腐らず枯れたヘチマの実
枯れたヘチマの実
蔓にぶら下がったまま枯れてしまったヘチマの実(右)と台風で吹き飛ばされたヘチマ(左)。こちらも枯れていきそうだ。やがて皮がなくなればそのままヘチマ・タワシができそうだ。

定植したニンジンを間引く
定植したニンジンの間引き
ニンジンを育苗して定植するのは一般的でない。主根を傷めてしまえば収穫は望めないという。では、主根を傷めず定植できれば問題ないはず、と試してみた。これならば夏の旱魃にも対応できる。
生長具合の確認もかねて密生している苗を間引いた。主根の生長に問題はなさそうだ。

ホウレンソウの播種
ホウレンソウの播種
夜に雨の予報。播種適期と判断してホウレンソウ2種を3条、条間15cmで条蒔きした。
9月22日播種のホウレンソウ
9月22日播種のホウレンソウ

厚木の圃場
秋が深まる厚木の圃場
足が遠のいていた厚木の圃場。深まる秋の気配が漂う。
ダイズの様子
厚木のダイズ
座間のものと出来は同等か。ネットの防虫効果でこちらもカメムシの害はなさそう。

ニンニクが発芽
ニンニクの発芽
9月27日に播種してほぼ10日。

より広く確かな耕作地を得るために2012/10/12 21:14

農業委員会の承認を受けないまま1000㎡以上の耕作はできない、ということ知らずにいた。これまで研修期間1年間を除いて2年半、神奈川県で実施しているホームファーマー制度の下で300㎡の畑を提供され耕作を続けてきた。5年間の契約なのであと1年半ほどで耕作期限がきてしまう。
継続したい場合は、NPOに参加し現在と同規模の農地を提供してもらうか、1000㎡から3000㎡の耕作を前提にした「農業サポーター」制度に応募しなければならない。
「農業サポーター」制度では、年間50万円以上の売り上げを可能にするための営農計画の策定を求められ、趣味の菜園というわけにはいかない。営農計画を元に農業委員会の承認と農地の提供を待たなければならないので簡単ではない。
営農計画書の提出期限は今月18日となっているが、今その下書きが完成した。
希望耕作面積:2000㎡
売り上げ目標額:85万円(3年後の目標)
主な耕作物:
秋冬作
小麦(10a)、タマネギ(3a)、九条太ネギ(3a)、キャベツ(4a)
春夏作
ジャガイモ(3a)、サトイモ(4a)、サツマイモ(3a)、ダイズ(4a)
この他に葉菜、果菜、根菜類を20種以上を予定している。
これだけの規模となるとさすがに管理機として6馬力程度の耕運機が必要になりそうだ。耕運機を必要としないなどと営農計画書に記載すれば農業委員会の承認が得られなくなるそうだ。
必要機材として以下のものを手に入れるか、賃借する予定。
耕運機、歩行型バインダー(小麦の収穫用、友人と共用)、脱穀機(友人から賃借)、防虫ネット(主にダイズ栽培用に20m長20張り)

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ
10月9日ニンジンの間引き
ニンジンを間引く
セルトレイで育苗したニンジンを間引くと無事に主根が生長している。発芽を確実にするため厚蒔きしたためか密集し過ぎて間引きしにくい。

10月10日
挿し木して1ヶ月のレモン
挿し木して1ヶ月のレモン
葉が枯れ落ちてしまったのは1株だけで、残り9株は活着したようだ。
イチゴを定植
イチゴを定植
2条、条間25cm、株間20cm。

10月11日
レモンの挿し木、新たに12株
新たにレモンの挿し木
無事に活着すれば21株のレモンの苗が用意できる。海老名中央公園で毎月開催されるマルシェ(マーケット)に出してみよう。
来春は難しいと言われるオリーブの挿し木を試してみたい。

発芽したばかりのホウレンソウ
発芽したホウレンソウ
発芽は揃っているが、高畝にしたため乾燥していて枯れてしまいそうだ。近くに水場はない。
腐葉土化した刈り芝草で水分補給
積んである刈り芝草を掘り起こすと、底の部分は湿った腐葉土になり始めている。それで乾燥した畝面に覆う。
刈り芝草でマルチ
さらに蒸散防止に乾燥して軽い刈り芝草でマルチ。


10月12日
ホウレンソウ畝の様子
ホウレンソウ畝の乾燥防止効果
昨日の乾燥防止策の効果を確かめるべく、刈り草マルチをどけると、地表の土は水分を吸って黒ずんでいる。

9月20日に播種したホウレンソウ
9月20日に播種したホウレンソウ
右脇には10月9日に播種したシュンギクが発芽。1回目の播種は種が古かったのか失敗。