まさに干天の慈雨2012/09/02 21:55

待望の雨が降ったこの2日間、水遣りから開放された。体調はすっかり回復したものの、アリの咬み痕が体中に広がり感染症を患っているかのような有様でジムから遠ざかっている。十分な休養のためか疲労がすっかり抜けている。
畑は乾き切り、降雨の期待も出来ないまま定植を待っていたキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、セロリの畝作りを急がねばならない。ハウスを除いて圃場は3ヵ所に分散している。厚木の圃場は車の故障以来、1ヶ月以上放ったままになっている。播種したままのダイズやアズキの発芽も確認していない。
この石ころばかりの厚木の圃場には根菜類は向かない。四阿(あずまや)のある座間の圃場にはナメクジが多く、レタス類など葉物野菜は避けたい。
圃場を巡回しそれぞれ計画通り作付けるか様子を見ながらの除草など畝作りの準備を始めた。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:曇り、時々雨   気温:23℃-28℃
作業時間:10:30-16:00
8月30日に播種したハクサイ2種が発芽
ハクサイの発芽

レタス4種をセルトレイに播種
レタス4種播種

発芽の揃ったニンジン(144株分)
発芽の揃ったニンジン
降雨が始まった昨日は水遣りをせず土が乾いていた。それにも関わらず、様子は一変していた。すべてのセルで発芽している。気温と降雨の影響だろう。

生気を取り戻したピーマン
生気を取り戻したピーマン
萎れかかったピーマンの茎にびっしりついていたカメムシの姿がない。これも雨の恵みか。

ダイズに花
ダイズの花
ダイズは開花期に水が不足すると実が充実しないという。一般的に不安定な天候は喜ばれないが、このから1週間程度は適度な雨が欲しいところだ。

厚木の圃場
厚木の圃場
ダイズもアズキも順調な生育。窒素分が多いのか葉茎の生長がよい。トンネル内は草マルチのおかげで雑草は少ない。乾燥した夏だったためか、雑草の勢いはそれほどでもない。とはいえ、今日一日だけで除草を済ませられそうにない。

海老名のハウス
海老名のハウス
品種が小玉の割には大きめなスイカがあちこちに転がっている。蔓が枯れたものを持ち帰ってみたが、露地もののように熟していない。
フランスのメロン'Galia'
メロンGalia
同じハウスのスイカが甘くないのであまり期待できない。熟した露地もののイタリア・メロンがまったく甘くないのでなおさらだ。試行錯誤すべきは、土作りなどの栽培方法なのか、品種選びなのか。おそらく両方になるので組み合わせは膨大になる。

タイヤ交換で災難の打ち止め2012/09/03 21:16

車で畑に向かうつもりだった。この夏に2度も車を修理に出したせいか、エンジンがかかるとホッとする。無事にエンジン音が響く。いざ出発とアクセルを踏むと前に出ず、やや左に傾いてしまった。発進の衝撃で左後輪のタイヤがパンクしてしまったようだ。春頃に空気圧を確認した予備タイヤにも空気が入っていない。万事休す。
タイヤ交換をした車
タイヤ交換をお願いした近くのガソリンスタンドによれば、タイヤの経年劣化が激しく交換時期を逸していたとのこと。これで災難続きの夏に終止符を打ちたい。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ、時々小雨   気温:22℃-30℃
作業時間:10:30-15:00
ニンジンの定植、72穴セルトレイ2つ分。
ニンジンの定植
根菜類は主根を傷めないよう、育苗などせず直播が常識だ。セルトレイから慎重にニンジンの苗を取り出す。根鉢がもろく崩れしまうものが多い。結果、株が分かれ200株以上の植え付けになった。根を傷めず垂直に降りるよう注意が必要で時間がかかる。背筋を伸ばしているつもりでも、曲がっているらしく腰が痛む。多少の資材を必要としてもニンジンは直播がいい。
予定していた長ネギと早生のタマネギの播種はできず。明日はこれらに加えて葉菜類数種も予定している。

政局なんてどうでもいい!2012/09/04 21:17

国会議員たちの権力争いを政局といっているのだろうが、どうでもよい。立法府として機能しなければ彼らには存在価値はない。消費税が上がっただけだ。山積した諸問題の対処には立法が不可欠だが議員たちはそっぽを向いたままだ。何もかも財務官僚たちの思惑通り、彼らの高笑いが聞こえてきそうだ。
官僚たちが法案を練り、議員たちはそれを自分の手で立法したかのように振る舞い、法律として成立する。法の運用は行政を担う彼らの独壇場だ。司法が法の運用を監視する役割を担うはずだが、官僚化した彼らにその役は務まらない。
放射能汚染を恐れ福島を逃れざるを得なかった人々への冷たい仕打は目に余る。この国は近代国家としての体をなしていない。法によって守られるべき人たちが守られていない。立法府が機能せず不在に等しいのだから仕方ない。
数千年に及ぶ中国王朝の興亡の背後には官僚支配と腐敗があった。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳2500m

天候:晴れ    気温:23℃-31℃
作業時間:10:00-15:00
秋冬野菜の畝作り
秋冬野菜の畝作り
収穫後しばらく放置していた畑は草に覆われている。日照り続きでさすがの雑草にも勢いがない。不耕起の畝の土は柔らかく草は手で簡単に抜ける。
ニンジンの後作にネギ類(タマネギ、長ネギ、ポロネギ)
ニンジンの後作にネギ類
畝幅80cm、条間10cmで5mm間隔で条蒔き。
タマネギ(極早生のジェットボール)8条、長ネギ(ホワイトスター)5条、ポロネギ5条。
乾燥防止のベタ掛け
最後に不織布をベタ掛けしてから水遣り。

甲状腺検査の結果はどうだったのか2012/09/07 20:53

どうも新聞やテレビを代表とするマスコミは体制を揺るがすような事実を伝わらないよう意図しているらしい。福島県の子どもたちの被爆状況と甲状腺検査の結果に関する報道に納得のいかないと感じていたが、杞憂ではなかったようだ。今朝、友人から届いたメールに添付された情報に驚いた。情報収集力からすれば大手マスコミ各社がこの情報を知らぬわけがない。それなのに知らぬ振りの記事や社説ばかり。あまりに深刻な事態を子どもたちに知らせるのは酷だが、知らなければ対処はできない。「福島県中通地方はチェルノブイリ高汚染地区に匹敵する放射能汚染が続いている」とある。危機に瀕している4号炉に関する報道も当てにならないようだ。
愛国心だか郷土愛だか知らぬが「放射能汚染を恐れず福島県内にとどまれば1人10万円が支給されているとい情報がある。県外に避難した人は対象になっていない」という情報を現地でボランティア活動してきた人から聞いた。
他人ごとと思っている人はこの情報も見ておいた方がよい。2011年3月12日から20日までの放射能拡散の様子が良くわかる。太平洋が短時間のうちにこれほど広範囲に汚染されているのだ。食用に危険がないと言われても、自己責任ばかりを問われるこのご時勢、魚介類が食卓から遠ざかるのは仕方ない。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ     気温:22℃-30℃
作業時間:10:00-12:00、 16:00-17:00
ベランダで育苗しているハクサイとレタスの様子
本葉が出始めたハクサイ
ハクサイは本葉が出始めた。各セル3本に間引く。
レタスの発芽
レタス4種もちらほら発芽し始めたが、種類によって発芽状態に差がある。
午後は野菜宅配
ナス、ミニトマト、調理用トマト、ピーマン2種、ニラ、セロリ、オオバ、キュウリ、ズッキーニ、ゴーヤ、ジャガイモ、タマネギ、ニンニク、トウガン、カボチャ、ゴボウ、赤唐辛子

土作りが基本2012/09/09 22:15

ハウス内で栽培したスイカ
ハウスのスイカ
この春まで放棄され、施肥らしいことをしていない雑草だらけ露地栽培のものは綺麗に熟して甘みも強かった。
ハウスの土壌には肥料の三大要素、チッソ、リン酸、カリのいずれもが適正値の3倍を超えている。にもかかわらず、まともに熟したスイカはまだ1つも収穫できていない。トマトのほとんどはオオタバコガの幼虫が茎にあけた穴だらけ。これはチッソ過多が原因だろう。露地栽培のトマト40株以上でオオタバコガの食害を受けたものは、2,3株しかない。
幼い頃から塾通いで、知識の詰め込みと競争ばかりにさらされ、促成栽培のような教育を受けた子どもたちのことが頭にふと浮かんだ。杞憂だとよいが。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      ジムまで徒歩6km ヨガ教室

天候:晴れ   気温:23℃-31℃
作業時間:9:30-11:30
極早生タマネギ(ジェットボール)の発芽
極早生タマネギの発芽
発芽したばかりの新芽がコオロギなどの食害を受けないよう不織布でしっかりベタ掛けしておいた。その効果が出ているようだ。この時期、刈り草の山にたくさんのコオロギがいる。

セロリの定植
セロリの苗
根詰まりして、根鉢が網目状に見える。
セロリ定植
出掛けに週間天気予報を確認すると、しばらく降雨が期待できそうにない。とりあえず100株ほどから30株だけ定植。

秋ジャガ(ニシユタカ)のロシア風栽培
秋ジャガ栽培
畝の両脇に種芋を埋め込むロシア式は春にも試したが、労力がかからず効率的。
秋ジャガの畝
9m長の畝1つで2条。除草を含め畝作りに1時間足らず。植え付けは30分。