ゴーヤ喰う虫2010/09/29 19:09

夏の強い日差しを遮ってくれたゴーヤ(ニガウリ)に虫が大量に付き始め、虫食いの穴だらけで収穫できなくなってしまった。そろそろ撤収すべきなのか。
(虫が苦手な人には少しグロテスクな画像です)
ゴーヤにウリノメイガ
虫食い穴のあるゴーヤの中にどれだけ虫が入っているのか調べてみる。ゴーヤを水槽に入れると、20匹以上のウリノメイガの幼虫が中から這い出してきた。
虫の付いていないゴーヤを探すと、新たに発芽した株のものだった。苦味が虫除けになっているはずだが、株が弱ってきてその効能が失われてきているようだ。

天候:晴れ  気温:18℃-25℃
作業時間:8:20-13:20
タマネギ播種
9月上旬に播種したタマネギの発芽が芳しくない。僅かに発芽した苗を捨ててしまうのは忍びないので、移植してみることにした。早生が2条(右側)、中生が3条分(左側)になった。
移植したタマネギの苗
あまりに小さな苗なので活着してくれるだろうか・・・その上、11月の定植時の苗の大きさが重要だ。この中に収穫まで辿り着けるものはあるのだろうか。
中生の「泉州黄玉葱」は2袋分を播種(15条)
中生玉葱の播種
小さな種を細かく等間隔に蒔くのは難しい。
中晩生のF1種「ネオアース」は1袋分を播種(5条)
中晩生タマネギの播種
条間10cm、株間5mmで播種。
前回の発芽率が低かったので、溝に蒔いた種をフルイで細かくした土で覆い、板に体重をかけ鎮圧した。これで種と土がよく密着してくれたはずだ。籾殻や燻炭がないので、ワラ灰を代わりに畝面に散布しベタ掛けをした。最後に、雨が降ったばかりだが、水遣りをしてやっと終了した。

九条太ネギの畝の準備
長ネギ(一本ネギ)と同じように高畝にして、縦穴を開けて苗を落とし込むことを試してみる。同じ方法で定植した長ネギを2株だけ収穫してみると、生育は順調だった。畝の高さが低くなってきて軟白部の長さは20cmほどしかない。畝高は最初30cmあったのだが・・・
長ネギの生育状態
九条太ネギは白い部分も美味しいので、畝高を20cmにした。これで軟白部は15cm前後の長さが期待できる。
九条太ネギの畝
油かす(コーヒー缶2杯)と有機石灰(牡蠣殻コーヒー缶4杯)を散布し耕す。施肥の必要はなかったかもしれない。前耕作者が最後に堆肥をたっぷり入れて何度かトラクターで耕運してくれたらしいが、雨が降った後にドブ臭くなる。ドブ臭さは春よりもなくなっているはいる。未だに未熟な堆肥が土中で腐敗しているためだろうか。
明日は雨の予報なので、明後日に、条間15cm4条、株間5cmで苗を落とし込めるよう、太めの支柱で直径3cm深さ20cmの穴を開け植え付けをする予定。

観察:
ニンニク発芽
ニンニクの発芽
中国産のみが発芽。国産ニンニクの発芽はまったくない。

大蔵ダイコンが播種して4日で発芽していた。
大蔵ダイコン発芽
双葉の色が白っぽくて少々元気がない様子。

ブロッコリーの様子
トンネル内のブロッコリー
大きく成長したブロッコリーとカリフラワーがトンネルの天井に支えている。そろそろトンネルを外さねばならない。

アメリカ土産のキュウリ
アメリカ土産のキュウリ
4日前より一回り大きくなっているが、夏前に比べると生長がかなり遅い。外見も国産キュウリと違い白っぽく棘が大きい。