様子がおかしい・・・2010/07/02 20:23

畑の観察をよくしているつもりだが、見ているようで見ていない。アワノメイガもつかず順調に生育しているトウモロコシ(イエローポップ)、何だか様子がおかしい・・・
トウモロコシ(イエローポップ)
何がおかしいのかわからず、周囲を回ってみる。異様に蟻が多い。茶色の小さな蟻が目につく。黒いアブラムシがびっしり葉にへばり付いていた。
トウモロコシとアブラムシ
今までどうして気づかなかったのか・・・もっと近づくと・・・(虫の嫌いな人は見ないほうがいい、と言いたいくらい・・・さすがに手で潰す気になれない
密集したアブラムシ
農薬は使わない、と言いながら、自作の農薬(毒性のない)を使う。水5、サラダ油1、石鹸液(界面活性剤として)適宜をスプレー容器に入れ、よく振って乳化させたものを噴霧する。昆虫類の呼吸器官の入り口である「気門」をこの乳化剤で塞ぎ窒息させる。噴霧して数分
乳化剤噴霧後の蟻
アリさえも動けない、数え切れないほどのアブラムシは
アブラムシ
まったく動きがなくなった。効き目は確かだが、残留毒素はないので予防効果はない。30分後の様子
噴霧後30分
牛乳も同じ効果があるようだが、たんぱく質を含んでいるので、洗い流さないと腐敗する。悪臭だけでなく、腐敗菌などの悪影響を心配しなければならない。
生き残ったルバーブ2株、こちらにもアブラムシ
ルバーブにアブラムシ
こちらも乳化剤を噴霧した。
こちらにはアブラムシがついていないが、穴だらけ
虫食いだらけのルバーブ
シベリア原産で暑さと多湿に弱い、とある。近くにトマト(ボルゲーゼ)を挿し芽をしたものが活着しているので日除けになってくれるだろう。株分けで増やすこともできるらしい。ジャムまでの道のりは遠い。