ネキリムシについて2010/06/07 19:44

大事に育てた苗が一晩のうちに根元からばっさりやられているのを見ると、思わず逆上してしまうのは私だけだろうか。逆上している以上,冷静な観察などできるわけがなく、ひたすら土の中を探しまわり見つけしだい容赦なく殺す。いくら相手が害虫とはいえ、もっと賢明な方法はないものか・・・
だいたい、相手のことを知らずにただ感情的になって殺生しているだけはないか。まずは、ネキリムシとは何かしっかり調べてみる必要がある。
カブラヤガタマナヤガの幼虫の総称とある。
いずれも昼間は地中にいて、夜に植物の生え際を食い荒らすのが特徴のようだ。温暖な気候を好み食草の種類はあまり選ばない。
個体数も産卵数も少なくないようだ。草があればどこにでもいる可能性がある。苗の植え付け直前に除草すれば、地中には多数のネキリムシがそのまま残ることになる。
そこへ苗を植えつけたりすれば、餌だった草がないのだから構わず大事な苗を食害するのは、彼らにとって当たり前のことなのだ。雑草がいくらネキリムシの害に遭っていても、われわれ人間は気付きもしないし、気にもしない。
野菜の苗がを食害されて初めてネキリムシの存在に気づくのだ。ここで頭に血を上らせても問題は何も解決しない。もともと草が生えていなければ、成虫も卵をうみつけたりしないのだから、幼虫であるネキリムシもいないことになる。
薬剤に頼らない対策として考えられるのは、除草をしてネキリムシがいられない状態を一定期間おいてから植え付けしてみることだろうか。
餌を求めて他の畝に行って食害されるのも困る。畝と畝の堺にバンカープランツで緩衝地帯を作っておけばこの問題は回避できそうだ。もちろん、被害ゼロは想定していない。自然の中で人間の都合100%は無理がある。

ダイズにネット2010/06/07 19:46

1週間前に種を蒔いたダイズが発芽する前にネット張ってしまうつもりでいた。
三田の畑にはYKさんがすで作業を始めていて、ダイズのほとんどが発芽し双葉がしっかり開いている、と言う。
ダイズの発芽
昨日、今日発芽したわけではなさそうだ。
一方、一緒に蒔いたアズキはほとんど発芽していない。
アズキの畝
同じ豆類でもこれほど差がでるとは・・・
気温が平年並みになり、土に指を入れると暖かい。これでは発芽していても当然か・・・幸い鳥の被害には遭っていない。
ダイズ畝のネット
9m×18mのネットをダイズの畝に広げた。ここでネット掛けは種蒔きと同時にすべきだったことに気づいた。ネットの細い糸が双葉に絡み付いて、何株ものダイズの双葉を引きちぎってしまった。
中央に高い支柱を立て今後の除草などの作業をしやすくしたが、ちょっとしたことでネットが身体のあちこちに絡むので、まだ工夫が必要のようだ。
今日の午後、サツマイモの苗がやっとJAから届いたとの連絡があったので、明日も三田に出かけることになった。サツマイモ苗の植え付け済ませた後、ネットの調整をしてみよう。